和紙の展覧会

金曜日から県立博物館で始まった、因州和紙の展覧会を見に行ってきました。たまたま因州和紙の産地が隣村だったり、親戚があったりと縁があって、また私も折紙で時々和紙を使うので(そういえば書道もしていましたね…)、興味があって覗くようにしています。今回はたった10日間ほどしか開催されなくて、しかも雪もかなりひどかったので、行けないかもと心配していましたが今日はよく晴れてくれました。
和紙の展覧会といってもぴんと来ないかも知れませんが、色んな種類の和紙が並んでいる……とかいうわけではありません。今回はnext展と題して、和紙を使ってまったく新しい使い道や、表現をしたものの展示でした。
木の建物で障子や襖に囲まれて育ったせいか、和紙を越えてやわらかく照らす日の光が好きです。和紙を使った内装の部屋がいいと思いつつ、今回展示されていた和紙にいろいろな素材を漉き混んだ壁紙やシェードなんかもいいなぁと思ったり、つるされた薄ーい和紙のスクリーンに惹かれたりもした1時間弱でした。いい面ばかりじゃなくて大変なこともあるはよく分かっていますが、それもひっくるめて生活に使いたいと思うものたちでした。
とりあえず、部屋片付けて、ものを減らさなきゃダメですね…。