サラリーマンと忍法

今回のメイン目的の観劇です。タイトルは劇団U.T.企画さんの『サラリー忍法帖』です。
サラリーマンと忍法。よく分かりませんね。

『前回にもましてギャグ満載』

前回を見ていませんが、サラリーマンと忍法とギャグ満載があまり結びつきません。これはきっと深く考えてはいけないというお達しなのでしょう。
お話は、現代の企業に生きる忍者の末裔が、業務受託をめぐって戦いを繰り広げるというお話でした。
お話はともかく、ギャグ満載です。古いものから新しいもの、時事ネタまで、かなり盛りだくさんの内容でした。時々置いてけぼりに遭いましたが、あれだけの数があれば仕方がないですね。
よく笑い、よく楽しんだ1時間40分でした。

ちょっと意外だったのは(失礼)、会場がほとんどいっぱいになっていたことでした。
席に着いた当初はガラガラで、お友だちメインになるのかと思っていたら、開演が近づくにつれてどんどん埋まっていって、最後は空席は数えるほどになってしまいました。
鳥取で同じことをしたら、内容がどうとか、出来がどうとかに関係なく、おそらくガラガラのままになったでしょう。このあたりは、東京という受け皿の大きさをうらやましく思います。それだけの受け皿があるからこそ、いろいろな劇団が活動できるわけですし。
最近になってようやく年に2,3回劇団が招かれていろいろなステージを観ることができるようになりましたが、それを支えるべき受け皿の方の成長はまだまだこれからのようです。

と、何を考えたのかよく分からない時間でした。