漫画バトン

お酒に続いて今度は漫画のバトンだそうです。漫画は読むからこっちは簡単かな〜と思っていたら大間違い。
ともかく回答開始。

本棚に入っている漫画単行本の冊数
持っている単行本は多分1,200冊はくだらないはずです。
「本棚に入っている」のは800冊くらいかも知れませんけどね。
いつの間にこんなに溜まったんでしょうか……(汗)。
今面白い漫画
ラブロマ (とよ田みのる) ラブロマ(4) (アフタヌーンKC)
おおきく振りかぶって」もかなりいいですが、ラブロマの方が好きですね。
全編に漂う爽快感というか、あっけらかんとした雰囲気というか、いいテンポで会話が進んでいくあたりが好きです。
最後に買った漫画
二十面相の娘 (小原慎司) 二十面相の娘 5 (MFコミックス)
「菫画報」の作者の別作品です。話は菫の方が好きですが、半分ネタのもととして読んでいます。
よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画

実はこれが一番辛かったです。どう頑張っても5つに絞れません。かなり叩き切ったものもあります。

MASTER キートン (勝鹿北星・原作 浦沢直樹・絵) MASTERキートン (1) (ビッグコミックス)

考古学の非常勤講師で保険調査員(オプ)で元SAS教官というキートン先生が関わる事件を通して、自分とは、とか、人生とは、とか、世界とは、といったことを考えさせられる作品です。
漫画の世界に転ぶ理由の1つになった作品かも知れません。 高校の時に読んで、こういう世界もあるんだと強烈な影響を受けたことを覚えています。
これはこれで『かっこいいとはこういうことさ』なのかも知れません。

銀のロマンティック…わはは (川原泉) (isbn:4592118049)

キートン先生が漫画の世界に転ぶきっかけなら、こちらは少女漫画の世界に転ぶきっかけになった作品です。 こっちは大学で読んで、少女漫画少女漫画していない(半分)少女漫画もあるんだと意識させられました。
それ以降買った漫画の2/3近くは(半分)少女漫画ばかり。 これがなければ1,000冊を超す本棚にはならなかったと思うと複雑でもあります。

フィギュアスケート(ペア)に挑む元バレリーナ見習いと元スピードスケーターの漫画です。 コミックス1巻分もありません。
それなのに、笑わされ、唸り、泣かされます。 ラストは読む度涙ぼろぼろです…。
どこぞの漫画家も見習ってもらいたいものです。

サウスプリンス☆ノースプリンセス (山口美由紀) (isbn:4592123182)

大学時代に2人の友人から3人の少女漫画作家に染められましたが、その1人です。 あとは、上に書いた川原教授と、あとで出てくるわかつき先生です。
1番絵がきれいで破綻しないのが山口先生ですね。

勉強が大嫌いで遊ぶことが大好きなサウス王子とそれを取り巻く人たち、それからであう事件を描いた物語です。 ちゃらんぽらんな王子の成長物語と言えるかも知れません。
読むと学生時代を思い出しつつ、もう戻れないという寂しさを感じてしまいます。

究極超人あ〜る (ゆうきまさみ) (isbn:4091214118)

『世界征服は練馬から』を合い言葉に日々活動している成原博士が造ったあんどろいど、R・田中一郎を主人公にして、ひっじょうに個性的な光画部(写真部)や春風高校の面々と繰り広げるどたばたギャグマンガです。
これは高校時代にワイド版を読んでからですね。

あまり悩まないで楽しめる漫画で、こういうものも入れていいかなということで。
同じようなものに「ハイスクール奇面組」もあるのですが、のめり込み度からすると「あ〜る」の方が圧倒的です。どっちも好きなんですけどね。
『息抜きの合間に人生』いい言葉です(笑)。

月は東に日は西に (わかつきめぐみ) (isbn:459211566X)

えー、タイトルはこうですが、某ゲームとは一切関係がありません。 何しろ80年代の漫画です。
大学時代に染められた3人の少女漫画作家の最後の1人です。
のほほんとした日々の生活を描くのが得意な作家さんですね。 読むとこっちものほほんとしてきます。

こうじゃないけど、私にも似たような日々があったんですよねぇ。
高校は運動部で3年の夏休み頃まで校庭を駆け回っていましたが、この作品や「あ〜る」を読むと、文化部もよかったのかなぁとあとになって思う日々です。
小さな後悔の繰り返しはいつものことですけど。

無理矢理絞った5作品、如何でしょうか。
もっと別な人が入るかも、という予想もあったかも知れませんが、今のところこれ以上はありません。

ちなみに次点以下は次のような感じです(順不同)。
浪漫倶楽部(天野こずえ)、ドームチルドレン(山崎風愛)、耳をすませば(柊あおい)、ひみつの階段(紺野キタ)、鋼の錬金術師(荒川弘)、羊君スクランブル(飯田晴子)、夢降るラビットタウン(ますむらひろし)、帯をギュッとね(河合克敏)、姫ちゃんのリボン(水沢めぐみ)、雲上楼閣綺談(後藤星)、ハッスルで行こう(なかじ有紀)、DIGITALIAN(藤崎竜)……。
書き出すと止まらないのでせめてこのあたりにしておきましょう。

バトンを渡す人

今回はこれまでで一番楽かも。

こうさく君、柊氏(http://ton2sb.exblog.jp/2645778/)、めい さん。
まだバトンを受け取ってなかったらよろしくお願いします。

しっかし、これを書くの(+読み返し)で午後中かかってしまいました。ダメな生活やってますね…。